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SNS利用者はご注意を!!ソーシャルネットワークサービスとツイッターの罠、問題点を分析

2013.09.10.(Tue)Kei Hirata By.Kei Hirata
カテゴリー:マメ知識

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こんにちは。つい先日、メガネの左部分のシャフトが折れてしまい、ゴールドコーストまでメガネを配送して直したにも関わらず、こんどは右シャフト部分が折れてしまってガッカリしている平田(@gits0507)です。そんな、話しを何気なくfacebookに投稿したら「顔がパンパンになったからメガネが耐えられなくなったんだ!」などと言うコメントが殺到。こんなしょうもない話でもソーシャルメディアで共用できる時代になったんだなと感じる今日この頃。本当に便利な時代になりました。読者の中にも、こうしたSNSをコミュニケーション手段の一つとして利用されている方がいらっしゃるでしょう。

しかし便利な反面、性質上たくさんの問 題点が指摘されることもあります。またその問題点は、時として犯罪に繋がるケースもありますので、問題点をしっかり理解しながら利用することが大切です。今日は実際に、どんな問題が過去に起きているのか。参考にいくつか例をあげてみたいと思います。

ソーシャルネットワークサービスとは

ソーシャルネットワークサービス(略称:SNS)とは、現実における人と人との関係をインターネットによって補助するコミュニティーサービスです。友人・知人とのコミュニケーションを円滑にしたり、あるいは趣味や嗜好、居住地域、出身校、共通の友達といった繋がりを通じて、新たな人間関係を構築したりするための手段や場を提供するサービスといえるでしょう。代表的なサービスとしては、FacebookやTwitter、mixiなどがあげられます。

「なう」な事件

Twitterが流行しだした頃、若者の間で「なう」という言葉が流行しました。英語の「now(今)」が語源ですが、「カバシャム動物園なう(=今、カバシャム動物園にいますよ)」といった意味で、「今、なにをしているか」をつぶやく言葉として広く使われています。

しかし気軽にこうした情報を書き込んでしまったことで、泥棒が「今、家にいない 」という情報を入手し、空き巣に入られた事件がアメリカで起きました。犯人グループはその後に捕まりましたが、Facebookで外出中という書き込みをしている人を探しては自宅への泥棒行為を繰り返し、50軒もの家へ侵入。逮捕されるまでに盗んだ金品は、実に約20万ドル相当にも及んだそうです。

情報伝達の早さが誤報を犯す

SNSの持つ大きな特徴のひとつは、人から人へと流れるその情報の伝達力といえます。その中でもTwitterには「リツイート」と呼ばれる機能があり、これはネズミ算式 に情報を伝達することが可能です。情報が広がるそのスピードは、他のどんなメディアよりも速いといえるでしょう。

例えば2009年11月に起きた「NYハドソン川旅客機不時着事故」。ニューヨークのハドソン川で旅客機が不時着した際、たまたまフェリーに乗っていた人が驚いてiPhoneで写真を撮影。その写真がTwitter上にアップされたことが きっかけで、多くの人々がテレビやラジオで報道されるより早く旅客機が落ちたという事実を知ることになったのです。

このように、Twitterの情報伝達力は群を抜いています。しかしその反面、嘘の情報が広まるスピードも非常に速いという問題もあります。
2008年11月に起きた「 インド・ムンバイテロ報道」では、アメリカ のメディアBBCがTwitterの情報だけを頼りに、事実を確認せず誤報を出したことがあります。このように現在ソーシャルネットワークサービスでは、その情報が本当なのか嘘なのかを見分けることが問題のひと一つになっています。しかし嘘の情報が出回るスピードが速い分、「その情報は嘘ですよ」と訂正する情報も早く出回るという事実もあり、情報の扱いには各個人での注意も必要なのです。

なりすましの問題

今、ソーシャルネットワークサービスで最も問題視されているもの。それが「なりすまし」問題です。過去に爆笑問題の太田光さんや押尾学さん、鳩山元総理など、たくさんの偽者が登場してきました。

また有名な事件では、イオングループの取締役になりすました人がソフトバンクの孫社長に向けて、次のように発言したということが話題になっています。

「さて、ここらで物申しておきますか。孫氏の100億円寄付と報酬全額寄付についてですが、同じ経営者としてちょっと失望。災害は大変悲しいできことです が、それとビジネスは別物。どういうリターンがあると考えておられるのやら。経営者としては1流でも投資家としては無いかなあと。」

とつぶやきました。

こうした「なりすまし」対策として、サービス提供者側は本人を確認したアカウントに「確認済み」のマークを入れるなどの対処を行っています。しかし有名人だけに限られたもので、一般人には提供されていないというのが現状なのです。この「なりすまし」問題は、今後もユーザーの頭を悩ませる問題になっていくことでしょう。

プライバシーの問題

プライバシー問題は、SNSに限らず重要視されるものです。「私はSNSを使っていないから関係ない」と思う方もいるかと思いますが、残念ながらそんなことはありません。ソーシャルメディアの成長に伴って、知らない間に個人のプライバシーが侵害されている可能性があります。

2011年7月の事件では、女子サッカーのワールドカップで優勝したなでしこジャパンの熊谷選手が飲み会(合コンといわれています)に行ったときの話。なんと飲み会に参加した男性が、その飲み会の様子をTwitterで実況したのです。内容は「熊谷さん、日本サッカーについて熱く語り出したなう。監督このままじゃダメらしいよ」「なでしこJAPAN上下関係ハンパな いらしい」「でもなでしこJAPANの裏話くそ面白いぞw腹黒JAPAN」といったもの。熊谷選手の話を次々に暴露すると同時に、飲み会の様子や金メダルを噛(か)む様子の写真までアップされてしまいました。その後、熊谷選手は記者会見を開いて軽はずみな発言に対して謝罪しましたが、こういった事件が実は後を絶たずに起き続けています。

アディダスの社員がお客さんとして来たサッカー選手の悪口を書いたり、ホテルの受付で働く女性が有名人の宿泊情報を暴露したり。こういったプライバシー侵害は、大きな問題として見られています。

まとめ

SNSの問題点を、過去の例を交えて簡単にご紹介してきました。しかしSNSを取り巻く問題は、これだけではありません。

飲酒運転を実況するような軽はずみな発言をする人もいますが、インターネットは不特定多数の人がその情報を見られる場です。そうした場に書き込んでいることをしっかり認識しなければ、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるでしょう。

FacebookやTwitter、mixiなどのSNSは非常に便利なツールです。問題点こそありますが、正しく活用すれば問題を最小限に抑えられ、これまでにないさまざまな可能性を生み出すことができます。読者の皆さまも、注意を怠らず安全にSNSを利用しましょう。

Kei Hirata

Kei Hirata
1985年にシンガポールで生まれ、日本、オーストラリアへ渡り、専門学校卒業後、大学でITを専攻。大学在住中にオーストラリア・パースでウェブ制作やPCメンテナンスなどのIT関連の事業を開始。その後、法人化し現GITS Internationalの代表に就任。
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