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マイクロソフトのITテクニシャンから電話?オーストラリアでの電話詐欺にご注意!

2014.06.30.(Mon)Kei Hirata By.Kei Hirata
カテゴリー:マメ知識 雑談

皆さんこんにちは、平田(@gits0507)です。先週は風邪を引いてしまいダウンしてしまいましたが、本日からようやく復帰しました。

ちょうど先日、風邪を引く前にとある友人から電話がかかってきて「今マイクロソフトから電話がかかってきて、『パソコンがウイルスに感染しているので電話越しで対応する』という電話がかかってきているんだけどそんな事ってある?」と連絡が来ました。

結論から言うとマイクロソフトから電話がかかってくる事は絶対にありません。マイクロソフトではなくITテクニシャンと語る電話は詐欺の可能性が高いです。間違っても相手の言われるままにパソコンを起動して操作してはいけませんので注意しましょう。

日本の振込み詐欺と言えば息子などを装って高齢者をだますオレオレ詐欺が主流(?)ですが、オーストラリアではこういった詐欺も流行(?)しているようです。

今日はこういった詐欺の対処法をお伝えするとともに、どういう手口で詐欺が行われるかを解説したいと思います。

詐欺師の手口

個人情報の獲得

詐欺師はまずターゲットの名簿をなんだかの形で獲得します。詐欺師はすでに電話をかけた相手の名前と住所を知っているため「Hello Mr.Hirata」と名指しで電話をかけてきます。

詐欺師はターゲットになる個人情報を様々な方法で獲得しますが、大体の場合はWhite Pageから獲得します。オーストラリアでは基本的に電話番号を獲得すると自動的にWhite Pageに名簿が載るようになっていますので、個人情報を名簿から外す事をおススメします。

私も以前つかっていた電話番号が掲載されていたときは、ほぼ毎日のようにインドなまりの発音の方から営業の電話がかかってきましたが、電話番号を変えてリストを外す事で全く電話がならなくなりました。

ちなみに、詐欺の電話がかかってきた友人の苗字をWhite Pageに入力してみたところ、住所も電話番号も名前もバッチリ掲載されていました。

電話でのパソコン操作への誘導

詐欺師は電話越しに「あなたのパソコンで問題が見つかりました。」と架空のシステムエラーや技術的問題を解決すると話します。詐欺師はマイクロソフトのITテクニシャンであると話す場合もありますが、最近ではパソコンサービスを提供している会社名を語る事も多くあるそうです。

信じきった被害者は詐欺師の巧みな誘導により、パソコンを起動し、相手の言われるがままに操作してしまいます。大体の場合、悪意のある遠隔操作ソフトをダウンロードさせ、詐欺師側からパソコンを操作できるようにされてしまいます。

その後、偽のウイルスソフトなどを使い「ウイルスに感染している、」などと言い「有料でマイクロソフトよりシステムアップグレードを提供する」といってクレジットカードの番号を盗み出すだけでなく、架空の請求を行うという手口です。

ただ一回お金を騙し取られるだけでしたら勉強代と思ってよいものの、この詐欺の厄介なところは一度引っかかってしまうと、パソコン内にマルウェアのような悪意のあるソフトがインストールされている可能性がある事です。

被害者のパソコンはインターネットに繋がっているだけで、詐欺師に自由に遠隔操作されることが可能な上、パソコン内の個人情報やパソコンでキーボード入力した情報など全て盗まれる可能性があります。

実際にネットバンキングで入力された個人情報を読み取り、不正に悪用するケースもたくさん報告されています。

詐欺に合わないように

それでは、こういった詐欺に合わないようにするにはどのようにしたら良いでしょうか。もちろん、White Pageから個人情報を外す事でかかってくる電話自体はある程度防ぐ事ができますが、詐欺師はあらゆる手を使って個人情報を獲得します。特に、white pageに関しては一度掲載された情報はすでに詐欺師の出回っているため、対策するのは難しいといえます。

やはり無視が一番

詐欺から守るには日本のオレオレ詐欺と同じく無視することが一番有効です。
下記は詐欺に合わない対策としてマイクロソフトの公式サイトから引用しています。

・ ソフトもしくは、サービスを購入しない。
・ 有料サービスかどうかを確認する。もし、有料であればすぐに電話を切る。
・ 信用できる方以外の第三者にパソコンのコントロールをさせない。
・ クレジットカードや銀行の詳細を決して伝えてはならない。

すでに詐欺に合っていたら

この記事を読んで「すでにマルウェアをダウンロードしてしまった」等の心当たりのある方はすぐに対策を行う必要があります。一番確実な方法はパソコンを弊社にお持ちいただく事です!←ステマ

GITSではパソコン修理を行っています。是非お気軽にお問い合わせください。パソコン修理に関する詳しい詳細はGITS Repairまで。

ご自身で対策したい方は下記を行う事をお勧めいたします。

・ ウイルスソフトを最新の定義へアップデートする
・ ウイルスソフトによるウイルススキャンを行う。
・ 全てのパスワードを変更する。(ネットバンキング、メール、ウェブサービス全て)
・ パソコンをリカバリーする。(これが一番安心します)

まとめ

本日はマイクロソフトのITテクニシャンを名乗る詐欺について書きました。この手の詐欺は2010年頃から流行し、今でも被害が報告されています。

読者の皆様もくれぐれもこのような詐欺には気をつけてください。

おまけ

youtubeでわざと詐欺に引っかかった方の動画がアップされていました。詐欺師が具体的にどのような手口を使うか興味のある方は見てみてください。

Kei Hirata

Kei Hirata
1985年にシンガポールで生まれ、日本、オーストラリアへ渡り、専門学校卒業後、大学でITを専攻。大学在住中にオーストラリア・パースでウェブ制作やPCメンテナンスなどのIT関連の事業を開始。その後、法人化し現GITS Internationalの代表に就任。
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