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オーストラリアの語学学校・レベルと卒業後のメインコースの仕組みについて

2014.07.25.(Fri)Nao Haruyama By.Nao Haruyama
カテゴリー:学生必見 教育 英語 雑談

こんにちは、Naoです。

私の近くにいたかたはご存知だったでしょうが、今週でついに1年の辛い学生生活が終わりました。楽しかったときもありましたし、辛くて吐きながら泣きながら課題をこなしていたときもありました。さらに仕事もしていたので両立も大変でした。そんなリアル体験記を少しお話したいと思います。

 

私の体験記

最初の半年は週に4日、TAFEという学校で英語を勉強していました。今は制度が変わって大変!!と友人が言っていましたが私が行っていた頃は、たまに宿題がでるくらいでのんびり。友人との楽しい時間を過ごしていました。あのころは英語が全くできないことに(今も微妙ですが…)辛いな~なんて思っていましたが、全くできなかったあのときが一番楽しかった気がします。

 

次に行った学校はアセスメントという名の課題があり、モジュールごとにそれをクリアしていかなければいけませんでした。一回目でパスできなければ、やり直します。さらにテストがあります。1回目のテストがを受けパスできなければ、2回目を受けます。そのテストをもパスできなかったり、課題が通らなかったりするとさらにお金を払い先生の授業をもう一度受けることになるそうです。そんな人はこの半年で見ませんでしたが。

そのアセスメントとは、エッセイ(決められた文字数の中、ひとつのテーマに沿って、形を守り英語で文を書く)、プレゼン(パワーポイントを使ってみんなの前で発表)、資料作り、ディスカス(意見交換)、プレゼンを聞いてそれをまとめるノートテーキングなどなど、ありとあらゆる課題をクリアしていかなければなりません。

英語の問題はもちろん、人前で話すのが苦手…なのに人前に立って話さなきゃいけない、日本語でも思いつかない考えたことのないテーマが、続々とアセスメントとして出ます。そして期限付きの提出、さらにテストもあったりと、みんなどうやってこなしているのか疑問ばかりでした。

大変でしたが途中で投げず頑張ってよかったなと思います。投げ出さずにすんだのは、周りの人たちのおかげです。プレゼンの前には友人巻き込んで発表の練習をさせてもらったり、シェアメイトに学校の愚痴を聞いてもらったり、クラスメイトにもたくさん助けてもらいました。

そして一番助けてくれたのは担当の先生。この先生がいなければ、私は今頃日本だったかもしれません。実は私はこの学校ではじめに当たった先生とうまくいかず(アセスメントを期限以内に提出しても見ない、一度パスしたアセスメントをまだ足りないからやり直ししなさいなど)、学校にお願いして先生を変えてもらいました。その先生はもうこの学校にはいませんが、そういうわけもありブログでは学校名を出すのは控えさせていただきますね。

こうしていろいろとトラブルがあった学生生活でしたが、学校や先生までもが日本のようにはいかないんだなぁと勉強以外にもたくさん学びました。

学校に行く前、こっちの学校は大変だよ!寝れないのは当たり前、吐く人も病む人もいる、と聞いてはいましたが、実際やってみて初めて気持ちが解りました。メインコースで初めて授業を受けた絶望感は二度と忘れられません。笑

なぜ、こういったことを書いているかというと学生をする前にそういうことを知っておいてほしいこと、それと私のように学校トラブルを抱えている人のためです。大学などではよくあることだそうですが、学校の問題で自殺する人も少なくないと聞いたからです。悩んでいるのは自分だけではないと気づいて欲しかったからです。(もちろんいい学校もありますし、いい先生もたくさんいます。ただそればかりではないということですね。)

 

 

暗くなってしまいましたが、こういったことを知ったうえで、オーストラリアの教育制度についてお話しますね。

小学生などお子さんの教育はCHIEKOさんにお任せして、私は単身留学のその後の記事を書きたいと思います。

 

英語学校への入学

 

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英語学校といってもたくさんあります。専門学校や大学と一緒になっていたり、個別であったり。学校には通わず、英語の個人レッスンをされているかたもいるので、そこから学ぶ人もいると思います。

学校に入るときはテストを受けさせられます。レベルにあったクラスに入るためにも頑張りましょう。ちなみに語学学校はいつでも入れます。

そして学校やクラスにもよりますが、オーストラリアは日本と違い、パソコンを使って課題をこなします。(もちろんメインコースも同じです。)私の場合、課題の提出は全てPCで入力後、先生にメールで送信でした。PCは必須だといえるでしょう。

注意点

これは全ての学校に言えることですが、学生ビザ学校に通っている場合出席日数成績これに注意しないと、最悪のところ強制送還になり、4年間オーストラリアに入国禁止、永住権も取れなくなってしまうこともあります。さらに他の国の永住権も取りにくくなるでしょう。出席日数を重視する学校などは出席日数が80%以下になると、学校がイミグレーションに通達します。イミグレーションから連絡がきて、一ヶ月以内にオーストラリアから出国してください。となるのです。成績を重視する学校であれば、成績が悪ければ学校に呼び出しです。いつまでに課題を提出するなどの話し合いがされ、契約書をかわします。契約書を破れば、イミグレーションに連絡というわけです。もちろん両方重視する学校がほとんどなので、気をつけてくださいね。

 

英語学校ケース1

Beginner ビギナー(初心者)

日本には英語の教育制度があるのでここからスタートの人は少ないでしょう。

Elementary エレメンタリー(初級)

ボディランゲージを使ってのコミュニケーション。英語の基礎を学びます。日本語の英語の授業では形容詞はこれ、過去完了はこういうかたちになります!など言われ学ぶので、いきなりadjectiveやらpast perfectがどーのこーの言われても?となるのです。そのあたりもきっちり英語で教えてくれます。上のクラスにいくと知っている事を前提にadjやppなど略して書いてきますから、基礎がとても大切です。

Pre-intermediate プレインタミディエート(中級の下)

オーストラリアで重視されているIELTSという英語のテストがありますが、ここではそのレベルが3.5~4.5くらいだそうです(学校にもよります)。簡単な英語は理解できるが、うまく話せない、伝わりにくいレベルです。

intermediate インタミディエート(中級)

IELTS4.5~5くらいのレベルです。文法の間違いやぎこちなさはありますが、言いたい事は伝えられます。

Upper-intermediate アッパーインタミディエート(中級の上)

IELTS5~5.5くらいのレベルです。こちらが終了すると専門学校、メインコースといわれるところに入学が認められます。

Pre-advanced プレアドバンス

IELTS5.5~6.5ほどのレベルです。少しのミスはありますが効率的なコミュニケーションがとれ、円滑に話せます。こちらが終了する頃には大学に入れるでしょう。

Advanced アドバンス

IELTS6.5~7.5ほどのレベルです。大学院にいけるレベルだと思います。

 IELTS対策コース 

IELTSを受けるにあたり、IELTSのレベル別の勉強がしたい人のためのコースです。

 

たくさんレベルについて書きましたが、学校によってはないクラスもあります。語学学校に行きたい方は、今のレベルと目指すレベルが解ったでしょうか。

 

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英語学校ケース2

上記のかたちではなく、サティフィケート方式をとっているところもあります。

こちらはだいたいのレベルで、もちろん学校によっても変わってくるでしょう。

サティフィケート2 Elementaryレベル

サティフィケート3 intermediateレベル (こちらの中学卒業レベルくらい)

サティフィケート4 Upper-intermediateからPre-advancedレベルです。(こちらの高校卒業レベルくらいですが、オーストラリア人の子どもは学校は高校を卒業していなくても専門学校に行けたり、学校の成績が悪かったため、英語のサティフィケート4をさせられることもあるそうです。さらに飛び級制度もあります。頭のいい子は東のほうのオーストラリアの学校やアメリカなど別の国の学校に行く事もあります。)

 

では語学学校を卒業し、IELTSをパスするなり、学校の先生からメインコースにいけるよ!といわれた場合どうなるのでしょうか。

 

 

メインコース(何をどこまで勉強しますか)

 

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メインコースは果てしない道のりです。学校に行くにはお金もかかりますし、学生は20時間しか働けないので、両立も大変だど思います。どこまで勉強するのか、こちらで予習しておきましょう。さらに何を勉強したいかも重要ですね。

専門学校

だいたい半年ごとの区切りです。サティフィケート4を半年、ディプロマを半年というような感じです。(注;学校によります)

サティフィケート4 英語ではなく、メインコースのサティフィケート4です。専門的なことの基礎を学びます。

ディプロマ 専門的なことを詳しく学びます。

アドバンスディプロマ さらに細かく学びます。

 

サティフィケート4で充分、勉強したから、もう勉強はやめて就職します!という人もいます。また勉強したくなったら同じ専門的なことであればディプロマから入ります。ここでも課題やテストをクリアしていかなければなりません。クッカリー(シェフ)の専門学校であれば、課題の料理(実践)などもあるでしょう。

 

大学とその後

大学や学ぶことによって年数が変わってきます。半年ごとにホリデー前に大きなテストがあるのが特徴です。そのテストにクリアできなければ、もう一度半年やり直し!お金もさらに半年分かかります。というわけなので、テスト前の大学生は大変です。テスト前でなくてもアセスメント(課題)がたくさん出るらしいですから、大変だと思います。

バチュラー

大学のことです。上記のように気が抜けない生活になりそうですね。

ポストグラジュレートディプロマ

半年から一年、大学を卒業してから、大学院に入るための勉強をするところですね。

マスター

こちらは大学院です。日本で言う修士ですね。

ちなみに大学までは永住者は学費が安かったりするのですが、マスター(大学院)からは留学生も現地の人も自費になり、金額も跳ね上がるそうです・・・。勉強しようとするとお金がかかりますね。

ドクター

phdともいうそうですが、博士号レベルです。

このあとは研究員になるか専門職の仕事に就くかですね。

 

まとめ

今回はオーストラリアの教育システムについて書きました。学生のあいだ、これを日本語でできたらどんなに簡単なんだろう、英語が母国語だったら、語学に才能があれば…など何回も思いました。海外に出てから、一番欲しいドラえもん道具は『ほんやくこんにゃく』になりました。笑

英語だけでなく、いろいろな国の言葉が話せる人はすごいですね。日本語ですら間違えているというのに…。

でも間違いを恥ずかしがらず、理解してもらえるまで間違えても話し続けることが上達につながるのでしょう。

今回のブログがオーストラリアでこれから教育を受けようとしている人の参考になれば嬉しいです。

Nao Haruyama

Nao Haruyama
1986年に日本で産まれ、日本で育つ。ずっと病院で勤務をしていたが、旅行で訪れたPerthに惚れ込み2012年2月に渡豪。とにかくPerthの魅力をいろんな人に伝えたい願望が強い・・・でも日本にいる愛犬がたまに恋しい。みなさんのため、GITSスタッフのためベストを尽くす、読書好きライター。
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