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パースは物価が高いというが、何がどのくらい高いのかまとめてみた。

2014.08.05.(Tue)Chieko By.Chieko

パース主婦ライターのChiekoです。

今年の冬は雨が多い、とパース在住の長い方が言っていました。
が、今週は、久しぶりに晴れの日が続きそうです。

自宅の庭に秋に植えた植物が、また花を咲かせました。
オーストラリアのネイティブ・ハイビスカスです。

hibiscus

花だけ見ていると夏のようですが、一応パースは今、です。

私としては、少しずつ日の出が早くなっていることがうれしいです。

 

ところで、私自身はパースという場所がとても気にいっています。
今までも紹介してきましたが、気候が穏やかなところ。程よい街の暮らしと豊かな自然が共存しているところ。移民が多いことから、様々な習慣や価値観が混在している自由さ・・・。
子ども達に親切な人が多いところ。広い空。虹が見られるところ。タダで海水浴やバーベキューが楽しめるところ!

その反面。パースに暮らす悩みとして、私が筆頭に挙げるのが、『物価が高い』こと!
これは、パースに来た日本人の方の大半が、実感として口にしていることでもあります。

当社GITSのブログを読んで、パースに来てみたいと思った、という日本在住の方からの感想を頂くこともあり(ありがとうございます!)、「もうぜひぜひーーー!」と言いたいところですが、もしも長期で住むとなると、金銭面の問題は大きいと思います。
その問題さえクリアできれば、パースは本当に住みやすく面白いところだと(あくまで個人的にですが)思うのですが。

しかし、一口に物価が高いと言っても、実際にどんな感じなのか・・・気になりますよね?(笑)

というわけで今回は、パース生活の中で必要な身の回り品の中から、私の独断と偏見でピックアップし、日本と比べて高いのか?値段はどのくらいなのか?を紹介してみようと思います!

あくまで私自身の生活の中で、ということで、紹介できるのはほんのごく一部ですが、パースでの生活を考える方々の参考になれば幸いです。

ちなみに、現在の為替では、1豪ドル=95.6円くらいとなっています。
(私のように(汗)計算が苦手な方は、1豪ドル=100円くらいで考えてみてください)

 

  •  パースで高いもの、それは住宅

住宅と言っても、永住者でなければ不動産を購入することはできません。
なので、そうでない限りは賃貸住宅です。
(2015.09.24 ご指摘により訂正 by masa)
オーストラリアでは永住者であれば自由に不動産を購入することができますが、
永住者でない場合には住宅購入にはいろいろと制限があります。
(ビザコンディションによって条件も変わりますので、専門家にお問い合わせください)

なので、一般的には賃貸住宅にされる方が多いと思います。

家賃は、場所や物件そのものによって金額はだいぶ変わってきますので、一口では言えませんが・・・

シティ中心部から近く、アクセスがよい場所だと、アパートメントタイプ(キッチン+バス・トイレ+リビング+1部屋くらい?)のもので、約$250/週 ~ という感じです。
もちろんこれより高いところはたくさんありますし、物件の内容にもよります。
単身住まいやカップルの方で、シティへの通勤通学の便を重視する方向け、という感じでしょうか。

シティから離れると、価格は安くなるでしょうが、アパートメントタイプの物件は少なくなってきます。

うちのような、大人二人+子ども二人の家族では、キッチン+バス・トイレ+リビング+2部屋くらいは欲しいところ。
このようなタイプだと、1軒屋かヴィラタイプ(何軒かが連なったタイプ)が多く、シティから少し離れた(けれど電車やバスで十分通勤通学できる)ところで、週$400以上は下らないかな、と思います。

私の今住んでいる家は、シティからバスで20分くらいのところにある住宅地ですが、キッチン+バス・トイレ+リビング+3部屋で、週$450です。
(くりかえしますが、一週間の金額です!)
周辺にはもっと安い家もあるにはありましたが、あまりにも古かったり、場所がよくなかったり、という「いわくつき」な感じでした。
住宅の状態、立地、広さ、設備、などを考慮し、子どももいるため防犯や治安も考えると、この辺ではお手頃かな、という金額です。

日本に住んでいた時は、月10万以上を家賃にかけると考えたら、「高い!」というのが私達の感覚でした。
それから比べると・・・ため息の出るような金額ですね~。今の家賃は。
パースに来ることになり、物件を探すことになって、この値段感覚の違いにまずびっくりしたことを思い出します。

パースでの家探しについてもっと知りたい方は、「外国(オーストラリア)での住居探し事情」の記事がおススメです。

ちなみに、住宅を買うとしたら、ですが、広告等を見てみると、うちの周辺でうちくらいの家で、約$500,000くらいらしいです。
(簡単に換算して、5千万くらい?)
これでもたぶん中古。
新築だともっと高いでしょうし、ミリオンダラーなんていう物件も珍しくないようです。ひえぇー。

今パースは人口が大変増えているところで、住宅の需要も大きいと聞いたことがあります。
売り手市場ということでしょうが、住宅費がどんどん高騰しているということです。
あちこちで、家を建てているところをみかけますが、それだけ買う人がいるんだろうなぁ~、なんて思います。

私は住宅事情には詳しくありませんが、とにかくこれ以上家賃が上がらないでほしいです(涙。

 
  • カフェ・レストラン

全般的に、パースの外食は高いです。
外食と言っても、本当にちゃんとしたレストランが高いのは、まぁ仕方ないと思うのですが、ちょっとお買い物ついでにお昼を食べたい、出かけるついでに食事を済ませたい、なんて時に食べるような、ちょっとしたものが高い。

たとえば、普通のカフェでコーヒー1杯、$3.5~$4 くらいです。
あるところで(パースではごく一般的なカフェチェーン店)、ランチにサンドイッチとサラダのプレートを頼んだら、$20くらいしてびっくりしました。
キッシュとちょっとしたサラダが盛って合って、$14とか・・・繰り返しますが、これは高級カフェではなく、ごく一般のカフェチェーン店です。

普通ののり巻き(いわゆる太巻き)一本が、$3くらいです。
パースにもちゃんとしたお寿司屋さんってありますが、これは違います。スーパーのフードコートで売っているようなやつです。
中身はマグロとかじゃなくて、キュウリとアボカドとチキンと・・・みたいなのです。
それが、この値段です。

ショッピングセンターにはたいていフードコートがありますが、アジアンフードの盛り合わせとか、インドカレーとか、一人前の食事がだいたい$10前後です。かといって、すごくおいしいとか手が込んでるわけではなく、ごく普通のファストフード的なものです。
日本でランチに1000円、っていったら、結構いい物食べられますよね?
中身と値段のバランスからして、私の感覚では「高いなぁ~」と思ってしまいます。

そんなわけで、私はあまり外食をしないので、パースのレストラン事情はあまりよくわかりません。
ですが、パースにもおいしいレストランは色々あると思うし、私もいくつか、値段も良心的で「おいしい」と思えるレストランに行ったことがあります。
我が家で食事に行く時は、「今日は食事を楽しみに行くぞ!」と、お金をたくさん持ってレジャーのつもりで行きます。

ただ、忙しかったり、毎日の料理に疲れて、たまに手を抜きたいと思う時に、気軽に利用できる手頃な外食がなかなかないのが悩みです。

 
  • 生活雑貨

生活雑貨は、全般的に高いなぁと思います。

その中でも、私が「高い」と思うもの、しかも買わざるを得ないもの。
その一つが、トイレットペーパーです。

toilet
たとえばこれは、12ロール$8がディスカウントで$6になってますが。
日本では、12ロール入りで200円~250円くらいのものを買っていました。
もちろん、こちらでも日本でも、もっと高いトイレットペーパーはあるのですが、安い方の値段として考えてください。
私の感覚では、およそ3~4倍です!

ただ、パースではお店によって値段の付け方がウソみたいに違うことがよくあるので、探せばトイレットペーパーもウソみたいに安く売っている場合もあります。ですが、こちらでは一度品切れになったらもう入荷しない、なんてことはよくあることなので、探し回る労力がちょっと惜しいですね。

紙類は、ボックスティッシュ、キッチンペーパー、プリンター用紙、画用紙なども、全般的に高いです。

それ以外にも、生活雑貨や文房具などは、全般的に日本よりも2~5割高いなぁーと感じます。

ラップ、ビニール袋、スポンジ、掃除道具、ペン、付箋紙・・・

そんな中でも、探せば安い物はあります。
そして「お!安い!」と思って買うと、すぐ壊れたり、すっごく使いづらい物だったりします。ビニール袋やラップも、驚くほどすぐに破れます。
かといって、高いものならよいか、というと、高くてもすぐに壊れちゃったりします(涙)。

小さなものですが、買わなくてはならないものとして、歯ブラシもあります。
子ども用の歯ブラシですが、1本$1ちょっとの安い物を買ったら、すぐに毛先が抜けてしまい、歯がうまく磨けませんでした。
いくつか試した結果、薬局で$3くらいのものを買うようになりました。歯はきちんと磨けないと困るので。。。
とはいっても、日本なら100円ちょっとで買えるようなものです。

生活雑貨は、日本のモノは値段の割に品質が素晴らしいと、改めて思いました。

 
パースにおいても、もちろん服は買うところやブランドによって値段もさまざまです。

が、(うちのような?)一般ファミリーが服を買うとしたら、というテーマで考えると・・・

パースには、子供服専門店もあり、やはりそういったところの服はカワイイですが、ちょっと割高なかんじです。

一方、服飾・生活雑貨をまとめて売っている量販店として、Target, Kmart, BIG Wというお店があります。
うちは、子ども服などはこういうところで買うことが圧倒的に多いです。

wear
たとえばこんなTシャツやボトムスが、$10以下で買えます。
ただ、日本のモノと比べると、生地が薄く感じたり、縫製が適当だったりしますが。(子どもは気にしない)
日本の西松屋やしまむらで買うのと、そんなに感覚は変わらないかと思います。

大人服も、もちろんこうしたお店でもたくさん売っていますし、若者向けのカジュアルブランドや大きいサイズ専用のメンズ・レディース専門店も色々あって、そこそこの値段で売っています。

カジュアル衣料に関しては、日本と比べてウソみたいに高い、という感じではありませんね。
ただ、私個人の感覚ですし、デザインや品質と値段との釣り合いで、満足できるかどうか、は個人の好みによるところが大きいと思います。
有名なブランドの物や、デパートの服は、まだ買ったことがありません。

 
  • 食料品

食料品は(も)、買うところによって結構値段が違ったりします。
野菜や果物は、大手のスーパーマーケットで買うより、アジア系のマーケットなどで買う方が安いです。
そういうところで買えば、旬の時期にもよりますが、結構日本と変わらない感覚で買い物できるんじゃないか、と思います。
また、同じものでも、当然のことですがオーガニックや原材料にこだわっているものは高いし、そうでないものは安い、そういうバラつきはあります。

その中でも、私が「これは高いなー」と思うもの・・・

●チーズ

牛乳は日本と同じくらい~若干高いくらいの感覚。生クリームやバターなどはむしろ日本より安いと思います。
でもなぜか、チーズ(日本でいうプロセスチーズみたいなやつも含めて)は全体的にすごく高い。

●卵

1ダース(12個入り)SMサイズのケージ卵が、アジアンマーケットなどで約$3。これがパースでの現在の最安値って感じでしょうか。
大手スーパーなどで買うともっと高いです。
また、フリーレンジ卵だともっと高いです。
日本で、広告を見ながら1パック98円の特売卵を買いに行っていたことが、なつかしいです(笑)。

●水

ペットボトルの水、うっかりそのへんの売店などで買ってしまうと、500~600mlが1本$2.5~$3です。

なので、うちは出かける時は基本水筒持参ですが、いざという時のために、安い時に24本セットなどをまとめ買いしてあります。
オーストラリア産の水、24本セットが$10以下で買える時があります。

●お菓子

お菓子は全般的に高いかな~と感じます。

chips
mars
定価で、ポテトチップスは1袋$3~$4くらい、チョコレート菓子一袋$4.5くらい、です。

中国などで製造している物は比較的安く、オーストラリア国内製造のものはちょっと高めです。

 

●お酒

特に高いのが、ウイスキーやスピリッツ系。

spirits
JIM BEAM 700ml、日本で売られている物と、きっとまったく一緒なのでしょうが、こちらでは$36くらいします。
日本だと。。。1000円くらい???(ですか?)

 

 
  • 逆に日本より買いやすい物

●パスタ

オーストラリア産小麦100%のパスタが、500g入り$1ちょっとで買えます。

●米

オーストラリア産こしひかりが、10kgで$18~くらい。

●ワイン

先ほど、お酒が高い、と書きましたが、逆にワインは買いやすいです!
特にオーストラリア産ワインは、種類も豊富で、$10以下でもなかなかのものが結構買えます。
まとめ買いやディスカウントを利用すれば、ローカルのワイナリーで作っているものが、1本数ドルで買えることもあります!
味も十分楽しめます。

●ティーツリーオイル

ティーツリーはオーストラリア原産の木であり、そのオイルは抗菌作用があることで有名です。
薬局で売っているピュアティーツリーオイル、10mlで約$7。日本の『生活の木』で買うと1450円くらいだそうです。

 

パースは全体的に日本と比べて物価が高いと思います。
今回、身の回りのもので何が特に高いかなぁ~、と考えてみたのですが、特に土地(家賃)の値段が高騰していること、それから人件費が高いためか、人の手が多くかかっているものほど、高いように思いました。

たとえば、外食が高いのは、飲食店の場所代と、シェフを始めたくさんの従業員が必要であり、その人件費が高いのではないか、と思いました。
そう考えると、外食が高いというのはある意味理にかなっているのかも・・・代金というものの意味を考えさせられます。

また、お菓子やお酒、テイクアウェイの食べ物などには、消費税10%(GST)がかけられているため、高いと感じるのかもしれません。一方、野菜や肉、穀物、牛乳などの必需食品にはGSTはかからないということです。

ただ、こちらの値段の付け方にはよくわからないものもあり、たとえば何かを1ケースまとめ買いするより、個別に買った方が単価が安い、なんていうものもあったりして。

うちも節約生活をしていますが、特に食べ物に関することは、安いことと同時に、信頼できるものを選びたいという気持ちがあります。
そう考えると、日本にいても、きちんと安心できる品質のものを選ぼうとすると、それなりの値段だったりするのではないかと思います。
トータルで考えると、一概に日本より「高い」とは言えない部分もあるのかも、なんて思いました。
また、今年の春に日本では消費税が8%に上がったということで、私の記憶にある日本の物価感覚と、今はちょっと違うかもしれませんね。

それにしても、パースの住宅費の高さはどうにかしてほしい・・・
もしも単身や二人世帯の方なら、シェアハウスなどで住居費をかなり節約できるのではないでしょうか。

パースでシェアハウスをお探しの方は、当社GITSが運営するパース総合情報サイト『パース通信』のアコモデーション掲示板 をご活用ください!

 

また今回取り上げきれなかったものについても、機会があったら比べてみたいと思います。

 

 

Chieko

Chieko
2013年4月よりパース在住。ライター&ブロガー。オーストラリアの食・子育て・生活を紹介するブログ「パースで手作りざんまい」、ネイティブ英語とは?がテーマの勉強ブログ「話す英語。暮らす英語。」執筆中。複数の企業サイトへ、食・旅行・教育に関する記事を寄稿中。2児の母。
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