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3年ぶりに受けたIELTSは、ここが違っていた。

2016.12.16.(Fri)Masahiro Natori By.Masahiro Natori
カテゴリー:IELTS マメ知識

こんにちは、masaです。

先日、人生で4回目のIELTSを受けてきました。

IELTSというのは、英語の実力をオフィシャルに証明することが出来るテストで、オーストラリアをはじめ、多くの英語圏の国で英語の実力証明用に使われています。日本では英検とTOEICがメジャーですが、オーストラリアのビザや取得や学校への入学時に残念ながらこちらのテストの結果だけではオーストラリアでは語学力の証明にはならないようです。

私はこれまでにオーストラリアへの留学の準備のため日本で1回と、ビジネスビザ取得のためオーストラリアで2回のIELTSを受けてきました。当時、日本ではIELTSテストを受けられる会場がかなり限られていて、私が受けた岡山大学では年2度ほどしかテストが実施されていませんでした。ここオーストラリアでは毎週のようにテストが開催されていて、ずいぶん違いを感じます。

IELTSこれまでにも何度か記事にしてきましたので、過去の記事のリンクも置いておきますね。

英語能力テスト IELTS (アイエルツ)

オーストラリアでのIELTS本番テスト受験記と、リスニングについてのアドバイス

IELTSテストについての一般知識と、受験した感想、リマーク要求について

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いざ、4回目のIELTS


今回、私はある手続きのため、またIELTSでの英語力の証明が必要になりました。前回のIELTSの成績がそのまま使えるかと思っていたのですが、なんとIELTSの有効期限は3年間と決まっていて、前回受けた結果はそれを1ヶ月ほど過ぎてしまっていたため、再度受験が必要といわれてしまいました。それであわてて受験したような感じです。

IDP IELTS Test Centres AustraliaこちらのIELTSのユーザー登録などもしてあったので、受験のBookingは大変簡単でした。11/22に、12/3のテストを予約しました。テストまでの間には、YouTubeでIELTSのリスニング課題をやってみたり、ライティングのエッセイを書く練習をしたり、スピーキングのパート2課題(紙を渡されてそのトピックについて2分喋るコーナー)を一人でブツブツ練習したりしておりました。
スピーキングは12/1の木曜日で、それ以外の3つは12/3の土曜日でした。
今回も試験会場はパースに来て2回受けたのと同じ、カーティン大学の体育館です。

3年前と違ってたところ4点


違う点1:筆記用具まで持ち込めなくなった

以前からIELTSの試験では、筆記用具として鉛筆と消しゴムのみ持込が可能でした。それ以外のもので許可されているのは身分証明用のパスポートと、ラベルをはがした水のペットボトルのみで、携帯やスマホはもちろん、鍵や腕時計まで持ち込み禁止です。
会場に持ってきた場合には全てそれを受付(クローク)で預ける必要があります。

今回の試験で私は鉛筆3本と消しゴム一つを持っていきました。そうしたら、今回は「会場に用意してあるから」とのことで、鉛筆は預けさせられました。消しゴムについてもそこで見せたところ「これは持ち込んでもよい」と言われたのですが、不思議なことに受験中に回ってきた監督員の人に

「これ使っちゃダメだから」

と言われて取り上げられました。(まだルールが行き渡ってないのかもしれません)

ちなみに、筆記用具については、それぞれの机に一つずつ用意してありました。何が用意されていたかというと・・。

rocketpencil
ロケット鉛筆!!

「1980年代か!」と思ってしまいました。これと、ノーブランドのあまり良く消えない消しゴムが用意してありました。書き味は思ったほどわるくなかったです。でも使いまわしているようで、中には削れて丸くなった芯も入っていました。

(取り上げられた消しゴム(MONO消し)は試験終了間際にちゃんと戻してもらえました)

違う点2:結果のSMS通知

IELTSの結果発表は試験の13日後(ほかのケースもあるかもしれません)で、結果用紙は当日10時から15時までの間は直接受け取りが可能で、直接受け取りに来なかった場合には、試験時に登録した住所に郵送されることになっています。ところが今回は通常の受け取り以外に、SMSでも通知してもらえるようになったようです。受験用紙にSMSの配信をお願いするための署名欄がついていましたので、そこに名前を記入すると、結果がSMSで通知して通知してもらえます。

私の場合、SMSは当日の朝8時過ぎに来ました。
実際に送られてきたSMS
sms_ielts_result
このSMSの件、非常に新しい試みのようで、オフィシャルサイトにもまだ案内されていないですし、いろいろ検索してみたのですが、ブログなどにも上がっていないようでした。(実験だったりして・・)

違う点3:スピーキングの会場

3年前と現在ではIELTSの会場が移転になっていました。

idp-test-centre-northbridge31/188 Newcastle St, Northbridge WA 6003

入り口の雰囲気はこんな感じですが、
idp-test-centre-northbridge1
スピーキングの会場は、入り口が別なのでご注意ください。
手前の扉から入って、2Fにあがる感じです。

idp-test-centre-northbridge2
今回は新しい会場での受験でした。スピーキングの流れ自体は3年前と変化は無い感じでした。
スピーキングの試験官は雰囲気は太ったエドワード・スノーデンがみたいな人でした。

違う点4:テストの順番

これはタイミングによるのかもしれません。3年前にオーストラリアで受験したときには、本試験の3日前にスピーキング。本試験は、リスニング、リーディング、ライティングの順番でした。今回は本試験の3日前にスピーキング。本試験は、ライティング、リーディング、リスニングの順番でした。
正直、ライティングが一番書く分量も多いので消耗します。テストの最初からライティングはちょっと大変でした。


点数と感想


もう受けることはないと思ってたIELTS。また受けなければいけないと分かったときにはかなり愕然としました。テストについても不安はありましたが「まぁ、何とかなるだろう」という風に思えたのは、英語に慣れてきたからかもしれないです。実はぎりぎりだったのですが、要求されていた成績は取ることが出来たので本当に安心しました。

スピーキング:5
風邪ひいてて声がガラガラ、口の中カラカラの状態だったので、コンディションは最悪でしたが、自分的にはパート3のディスカッションの部分もきちんと話せたと思っていたので、5.5くらいはもらえるかと思っていたのですが、なかなか渋めの判定でした。

今回、スピーキングのセクション2でのテーマは映画だったのですが、テストの何日か前にちょっとおさらいしたスピーキングのサンプル問題で「映画」について考えたことがありました。私は好きな映画については聞かれた時には「ミッドナイト・ラン」「ダイハード」なんかを挙げるのですが、ミッドナイト・ランは「賞金稼ぎ」が訳せないや、と思って別な映画にしようとそのとき思ったのでした。(後から調べたら賞金稼ぎは「Bounty hunter」というらしいですね)その時は結局、何の映画について話すかキチンと考えなかったので・・慌てました。私は映画ってほとんど見ないので、ちゃんとあらすじとか、どんな映画かとか、詳しいことを話せるものって本当に限られてしまうんです。ホント「まさか、当たるとは」です。
結局「スターウォーズ」でごまかしましたけど。魅力的なキャラクターがいっぱいいて、いろんな種類の宇宙船が出てきて、さらにライトニングソードでの戦いというのは、日本の侍の影響があるとか。みたいな事を話して2分乗り切りました。何がテーマに選ばれるかなんてわからないわけですが、一通り、出そうな問題から、「これが出たら、これを選ぼう」とザックリでも決めておくといいかもしれません。
パート2が特に難易度が高いと思うので、是非一度くらいは準備しておくといいと思います。
Speaking Practice Tests
このようなサンプルの問題を準備して、2分間タイマーをセットして話してみるとよいと思います。

ライティング:5
自分では、結構スラスラと書くことができました。ただ、英語的にはブロークンになってしまっていたのか、量は書いたのですが、あまり点数はいただけませんでした。
こちらもネット上に、サンプルの問題と、回答があります。
IELTS Exam Preparation – IELTS Writing Samples
General Training Writing Practice
本当は誰かに自分の回答を判定してもらえるとよいのですが、ほとんどの場合有料になってしまいます。
コストをかけたくない場合には、まずは自分でサンプル問題について実際に書いてみて、その後にサンプルの回答も手で書き写してみて、参考になるところは取り入れて、ということを繰り返していくと自然と力がついてくると思います。

リーディング:6
リーディングはパースに来て受けた3回とも6.0と、だいぶ安定しております。なかなかその上にはいけないものですね・・。
こちらもネット上で課題が出ているので、一度くらいはやっておいた方がいいと思います。
参考:
IELTS Exam Preparation – IELTS Reading Samples
回答のやり方がある程度決まっているので、それに慣れておくだけでも意味があると思います。

リスニング:6
電話番号を聞き逃したり、ヘリコプターのつづりを間違えたりと、自分の中では散々だったのですが、点数自体はよかった感じです。私はテストの中では、一番緊張しますね。スピーキングは質問を聞き逃しても聞き直せばよいのですが、リスニングに関しては聞き逃したら一切取り戻すことが出来ないので、そこが厳しいですね。
こちらもYouTubeなどに、サンプルの問題があります。予めIELTSでよく用いられる回答方法などをあらかじめ知って、慣れておくことはためになると思います。

まとめ


今回3年ぶりにIELTSの試験を受けてみて、やはり少しでも時間をかけて対策をするべきだな、と思いました。パターンは決まっているので、少しでもそれに慣れておくことによって慌てずに対応出来たり、予め書き方、話し方のパターンを準備することもできます。

また、今回ブログを書く際に日本の英検やTOEICの試験問題もちょっと参考に見てみたのですが、出てくる英語の問題の質がちょっと違う感じがしました。「並べ替えて分を作りなさい」というタイプの問題もないですし、文章の4択問題はありますが、単語の4択問題のようなものはありません。

これからオーストラリアなどに留学を考えている方、日本でもIELTSは受けられますので、是非挑戦してみてほしいと思います。その際には事前にIELTSのサンプルの問題を試してみて、問題の質に慣れてから受験すると、よい結果が得られるかもしれません。

Masahiro Natori

Masahiro Natori
こんにちはMasaです。39歳の時に16年勤めた会社を辞め、2013年4月に家族で日本からパースに引っ越してきました。2013年6月よりGITSに勤務。2014年1月にGITSのサポートでProgrammerとして457ビザを取得。 趣味は音楽を聴くことと、部屋のレイアウトを変えること、ドライブすること。